2/15 2度目のヒッチハイク

曇空。宿を出て近くのキオスクで買い物。ジャムが欲しかったがなかった。10時、トランキーノの町を後にする。10kmほど走ったところで反対方向からやって来るサイクリストカップルに出会う。ベルギー人。昨夜は10km手前で野宿したそうだ。暫らく走ったところで、また反対方向からやって来たオランダ人サイクリストに出会う。そこへカスティージョの宿で一緒だったカナダカップルがやってきた。3組のサイクリストが合流だ。その後も2組のサイクリストに出会った。同じ境遇のサイクリストに会うと励みになるなぁ。風はないが砂利道で走りにくい。距離が延びない。計測器が作動していないのかと思うくらいだ。Haed君に「トラック来たら乗せてもらおうよ!」と言うが、「まだだめだ!」の一点張り。うぅ〜ん、厳しいよぉ〜。16km13時半、道路わきでランチをするが、車が通る度に砂嵐だ。食料にさっと覆いをかける。昨日水色で美しかった湖水が、曇空で湖も曇色だ。ガタガタ道で路面に集中しているため景色を見る余裕なしだ。腹は減るし、手足の筋力が落ちてきてもうふんばれない。

          

50kmチレチコへの分岐点に大き目のバス停の小屋があった。18時になっているし、バス停は屋根付きだしここで野宿しようと思いきや、隣に4WDのピックアップトラックが止まっている。しめしめ・・・これはチャンスかも!?。道路工事関係のおじさん二人組で通過する車をチェックしていて、後一時間後にコクランへ帰ると言う。「1時間待ちますので乗せてください!!」とお願いする。それまでバス停でコクランでの宿情報をチェック。19時自転車を載せてもらいコクランへ出発。途中、上りの厳しそうな道が続く。70kmほど稼いでしまった。20時半コクランの町で降ろしてもらう。町の中心広場にある観光案内所でコジャイケでスイス人サイクリストに教えてもらったWIFIの使えるホステルへの行き方を教えてもらう。他に客がいないのかチェックイン早々、薪ストーブに火を入れてくれる。WIFIは有料で一日2000ペソ。自炊夕食後久しぶりにWIFIでメールチェックした後、3月末帰国は日程的に厳しく、またこれかオイギンスまでスカイプは使えるところはないのでスカイプで日本のカナダ航空に日程変更の電話を入れる。音声が悪く相手の声が聞こえない。深夜01時を回ってしまい、隣り部屋の人から静かにしてくれとクレームが入る。諦めて明日、日本時間9時(現地時間21時)に再度電話することにする。

Tranquilo〜Cochrane 移動距離50km、Hospedaje EL BOMBERO 16000ペソ