1/10 砂嵐・強風の中走る

今日は次の町まで80kmあるため、水を大量に持って9時半宿を出ると砂嵐、砂塵が舞い前がよく見えない。前から横から強風が吹いてきてスピードが出ない。きついよぉ〜!一本道をひたすら風と戦いながら走る。一時間毎に休む。13時半35km地点でランチ。まだ半分も走ってないがもうへろへろだ。ペテロとミゲルはシエスタ(昼寝)するが、スピードの遅い私達は出発する。昼食後、強風は治まり青空が見えるようになる。5kmごとに水休憩。喉がからからでがぶがぶ飲みたい。水節約がつらい。keme腰痛でつらくなり休んでいると二人がやってきた。彼らは私たちの倍のスピードで走ってきたことになる。kemeもう走れない。自転車なんて嫌だ!と愚痴をこぼすと、ペテロから精神的なものだから気持ちを切り替えれば走れるとお説教。のろのろと出発しだすと、ペテロがkemeの自転車を押してくれる。それも凄い勢いだ。わがまま言ってられない。kemeも必死でこぐ。ペデロがはぁはぁ息を上げている。kemeも頑張ってこぐ。あれよっと言う間にhard君の姿が見えないほど走ってしまった。暫らくしてへろへろのHard君がやってきた。腹が減って力が出ず途中でミゲルからクッキーをもらったらしい。ペテロに感謝だ。19時半Huacoの町に着きキオスクでビールを飲む。喉が渇いていたため冷たいビールを一気飲みしてしまったら、お酒に弱いkemeちゃんその場で寝てしまった。Huacoの町に入り宿を探すがない。21時民家の庭にテントを張らしてもらいシャワーも借りる。親切なアルゼンチーナが多いことに感謝だ。23時近く、3人は外食に行くと言うがkemeはもう動くことできず、テントの中で少しのカロリーメートをかじってひもじい腹で寝てしまった。

Guandaco〜Huaco 移動距離80km 民家の庭でテント泊

    
宿を一歩出ると砂塵が舞っている
 
40号線もすごい砂嵐
 
本日のランチそしてランチ後の昼寝

道路脇に生える鋭いトゲを持った木。踏むと一発でパンク
  
ビールが旨い
 
宿探し。テント場所が決まりトゲを払っている