2/21 終点オイギンスまでもうひとふんばり、湖畔で野宿

7:20分起床、ガソリン節約でアイスコーヒーとパンで朝食。彼らは缶方式のバーナーでお湯をわかしホットコーヒーを飲んでいる。ガソリン方式のMSRは室内で使う訳にはいかない。缶のバーナーの方が使いやすそうだな。二人はあっという間に準備が出来て8;50に出発して行った。kemeは9:30出発。Hard君は遅れて10:00出発。雨が止んできた。フラットが続き雨が降って地面が固まり走りやすい。最初の民家でサイクリストがいた。あの家に泊まったのかな?そのサイクリストがkemeを追い越してきた。アルゼンチン人のイケメンだった。16km地点でhard君が追いついてきた。ブラボー川を右手に見ながらひたすら林道を走る。周りの景色はとりわけ美しいというわけでもない。20km地点、11:40でランチ。エンパナーダ一個とパン一個のわびしいランチでお腹一杯にならない。27kmで九十九折れの急登の坂が続く。一個目の峠を越え下ったと思うと遠くに長い上りの坂が目に入る。35kmで二個目の峠の頂上。砂利道の坂道は本当にきつい。急坂になる度に自転車から下り手押しだ。ここで休憩。

40km地点で反対方向からやって来るオランダ人サイクリストのカップルに出会う。この先2個の峠を越えるとフラットになりそれが終わった所に避難小屋があると教えてくる。ストの影響でフェリーは燃料が手配できずオーヒギンズにはフェリー待ちのサイクリストで溢れているとショッキングな情報も教えてくれる。平坦な道になったところで左右を見ながら走るがそれらしきものは見当たらない。そのうち上り下りの続く道になる。やはりその場で地図を描いてもらうべきだった。17時過ぎから適当な野宿ポイントを探しながら走るが中々適当なところが見当たらない。18時を回り陽が陰り寒くなり出す。道路から15mほど入った湖畔の奥まった所を発見。車から目に入るかもしれないが時間が時間だけにここで野宿することにする。Hard君が谷川の冷たい水を汲んでくる。お湯を沸かしてテントの中で夕食。温かい味噌汁がとても美味い!日が暮れると急に冷え込む。kemeちゃん寒くてたまらない。もう5日もシャワーを浴びてないため体を拭きたいがこの寒さで足と顔だけにする。ウエアーも5間同じものを着ている。気持ち悪いが仕方ないよぉ・・・。でも寝る時だけは着替えて寒さ対策にと6枚も着込んで寝袋の中に入る。それでも深夜は寒い。

Rio Bravo〜55km地点 移動距離55km、野宿