12/9 ラパス市内観光バスに乗る

宿に簡単なキッチンがありお湯を沸かして朝のホットコーヒーを飲む。温かいものを飲むとホッと心が和む。でも流し台が詰まっていて水が溜まったままの状態。先客が詰まらしてそのままにしたみたいだ。料理をするのは無理だ。先日、ラパスは乾燥して物が腐らないという話を聞いたが、正にその通り、異臭が漂わないのは不思議だ。

宿から直ぐ近くの観光案内所でラパス情報教えてもらう。近代的な建物が建ち並ぶソポカチ地区へ行き、スーパーで買い物をした後、Ichibanホテルで日本人旅行者に教えてもらった「ブルーベリー」で、ランチを食べる。照り焼きチキンとカレーライスを注文。とても美味しかった。


洒落たレストラン、ブルーベリーでの昼食

次いで13時半からのラパス市内観光バスツアーに出掛ける。二階建てのバスでイヤホーンで日本語解説を聞きながら月の谷がある南地区を見て回るコース。すり鉢状の底、3000mまで坂を下る。途中、考えられないような丘と言っていいのか岩といっていいのかそんな所に建物が建っている。よく崩れ落ちないものだと思うくらいな所に家が建っている。月の谷と呼ばれる、ゴツゴツした奇岩がまるで月面のように一面、広がっているところに寄る。そこからラパスの南地区が一望でき、赤茶色い家がびっしりと建ち並んでいるのが見える。上に行くほど寒く貧しい人々が住んでいるそうだ。

 
奇岩、まるで月面のようです

  
ラパス南地区

南地区を見て回った後、15時出発地点に戻る。同じバスが今度はセントロ(旧市街)地区を見て回る市内観光バスになる。別料金支払い市内観光を続ける。路上には物乞いする姿もよく見る。又小さな露天商も多く、これで生計成り立つのって感じだ。ラパスは標高3650mあり盆地で半端でない坂だらけで、車・人で一杯だ。住民の男性や子供は普通の服装だが、女性には民族衣装のフレアースカートに三つ編みして帽子を被っている人が結構多い。ひととおりの観光スポットを巡った後、町の景色を360度見渡せる公園で途中下車。ここで何と、ナスカで同じセスナ機で地上絵遊覧をしたブラジル人カップルとばったり。彼らも同じ市内観光バスに乗っていたが、二階席は満席で一階だった。16時半、出発地点に戻り解散。ブラジル人カップルは今日の夜のバスでウユニに行くそうだ。歩いて宿に戻る。

       
セントロ(旧市街)地区

 
ラパス市内を一望

夜7時頃、オーストラリアのサイクリストカップルがやってきた。今まで我が家みたいだったが、ちょっと窮屈になってきたぞ。このカップルはカナダから南下してきてもう一年六ヶ月になるそうだ。我らより荷物少なくマウンテンバイクでタイヤは我らの3倍位の大きさだ。たくましい〜って感じだ。

La Paz、移動距離 0km、Casa de Ciclistas 30ボリ 2泊目